岡山の映画撮影スポットまとめ！ういらぶ・ALWAYS三丁目の夕日から八つ墓村まで全部紹介

晴美

岡山って映画の舞台になること…少ない気がする

ももこ

そんな事ないもも！！

確かに有名建築がある所に比べると少ないかもしれませんが、あの有名な映画の舞台に岡山が選ばれている！なんて事もあるんです。

そこでここでは、岡山県が舞台になった映画と撮影場所を紹介。

ぜひチェックして、行ってみて下さい☆

ういらぶ。（公開：2018年11月9日）

写真引用：https://eiga.com/movie/88028/photo/

キンプリの平野紫耀と岡山出身の女優・桜井日奈子が主演の学園ラブストーリー。

本当は両想いなのに、気持ちをストレートに表現できない男子・凛と、彼にいつも厳しくされて、ネガティブ女子になってしまった優羽は、いつまでたっても幼馴染み止まり。

家の修繕工事のため、一時的に引越しをした優羽のまわりに変化が起きることで、状況は複雑になってしまいますが・・・。

撮影場所：きびプラザ（吉備中央町）

写真引用：https://www.okayama-kanko.jp/fc/location/13114

主人公ふたりのデートシーンが撮影された「きびプラザ」は、ホテル、銀行、記念館、飲食店、スーパーマーケットなどがある、丘陵地帯に建つ複合商業施設です。

ひと通り散策した後は、通学シーンが撮影された、吉備中央公園まで足を延ばしてもいいかもしれませんね。

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８年越しの花嫁　奇跡の実話（公開：2017年12月16日）

写真引用：https://filmarks.com/movies/71372

実話をもとに、佐藤健、土屋太鳳の主演で映画化。

結婚を目前にして、難病に倒れた彼女を励まし、周囲に諭されても、回復することを信じて、一途に彼女を見守っていた男性が、紆余曲折の末、やがて彼女との結婚式を迎えることになるまでの8年間の軌跡を描いた作品です。

撮影場所：Dining&Cafeマサギ（現在閉店）

写真引用：https://tabelog.com/imgview/original?id=r3669152410774

主人公ふたりのデートシーンを撮影したのが、ここ「マサギ」です。

カウンター席からは、目の前に広がる瀬戸内の海を眺めながら飲食ができ、デートには絶好のロケーションです。

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マンハント（公開：2017年9月7日）

写真引用：https://filmarks.com/movies/69093

高倉健主演の「君よ憤怒の河を渉れ」を、「男たちの挽歌」のジョン・ウー監督がリメーク。

日本を舞台に、殺人の罪を着せられた国際弁護士と事件を担当する刑事が、追いつ追われながらも、最終的に、2人で協力し合い、事件の真相に迫っていくストーリーとなっていて、アクションシーンは、ジョン・ウーワールド全開です。

撮影場所：国立公園　蒜山高原（真庭市）

写真引用：https://www.okayama-kanko.jp/fc/location/13034

牧場でのアクションシーンが撮影されたのが、西日本有数のリゾート地として人気の蒜山高原です。

映画の緊迫したシーンとは真逆な、のんびりとした雰囲気が味わえます。

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君と100回目の恋（公開：2017年2月4日）

写真引用：https://filmarks.com/movies/67491

主人公は、大学、バンド活動、恋愛にと、毎日をエンジョイしていましたが、ある日、バンドのヴォーカル（幼馴染み）を交通事故で失ってしまいます。

彼は、「100歳までずっと誕生日をお祝いしてやる」という、彼女との約束を守るため、叔父から譲り受けた、時間を戻せる「人生のレコード」を使って、事故に遭う前に時間を戻し、彼女を助けようとレコードに針を落としますが…。

撮影場所：海の家　岩風呂（瀬戸内市）

写真引用：https://ameblo.jp/moko08231211/entry-12451608788.html

作品では、主人公の叔父が経営する店舗兼住居（主人公も同居）として、「岩風呂」が使用されています。

西脇海水浴場に実在するカフェで、石窯で焼いたピザがオススメです。

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種まく旅人　 夢のつぎ木（公開：2016年10月22日）

写真引用：https://filmarks.com/movies/64893

農業、漁業など（第一次産業）とそれ携わる人たちを応援し、地域活性化を目的とした映画、「種まく旅人シリーズ」の第3弾。

岡山県赤磐市の桃農家を舞台に、家族の思いを引き継いで、市役所で働きながら、桃の品種登録に奮闘する主人公が、彼女を見守る赤磐の人たちや、農水省から調査にきた男性の励ましや優しさに触れて、諦めずに夢を追うことを決意し、農家を続けていくというストーリーです。

撮影場所：室町酒造（赤磐市）

写真引用：https://minkara.carview.co.jp/userid/236423/blog/16669969/

市場には出せない規格外の桃の加工をお願いしている、造り酒屋のシーンは、室町酒造で撮影されました。

こちらの蔵元は、創業元禄元年と、歴史のある老舗の酒蔵です。

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でーれーガールズ（公開：2015年2月14日）

写真引用：https://filmarks.com/movies/59367

岡山で思春期を過ごした原田マハの小説が原作。

過去と現代の岡山を舞台に、転校生の女子高生が経験する友情と恋の物語。

ふとしたことがきっかけで、親友と仲違いした主人公は、高校の卒業式の日に彼女が広島へと引っ越してしまったため、仲直りの機会を失ったまま、大人になります。

数十年後、同窓会で親友と再会し、言葉にできなかった気持ちを伝えることができたのですが・・・。

撮影場所：鶴見橋（岡山市北区）

写真引用：https://okayama-kanko.net/sightseeing/special.php?f=info_special_17

主人公たちの別れや再会後の重要なシーンが撮影されたのが、鶴見橋です。

鶴見橋には、擬宝珠や銅製の行灯などの装飾がされており、日本三大名園の一つ、岡山後楽園へは、出石町からこの橋を渡って行きます。

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草原の椅子（公開：2013年2月23日）

写真引用：https://filmarks.com/movies/53208

生きていれば、誰しも想い悩んだり、つらく哀しい経験をしたりすることがあるはず。

そんな想いを、各々の胸に秘めた中年の男女が、親から虐待を受け、心に深い傷を受けている一人の少年と出会い、触れ合うことで、新たな道に進んで行く過程を描いた作品です。

彼らが訪れる瀬戸内の海の美しさや、何かを求めて旅をするフンザ（パキスタン）の景色は心に残ります。

撮影場所：白石島（笠岡市）

写真引用：https://www.okayama-kanko.jp/spot/10677

富樫の実家のシーンは、白石島で撮影されました。

白石島は、瀬戸内海国立公園の名勝地で風光明媚な所です。サマーシーズンには、多くの人達が、この島を訪れて、マリンレジャーを楽しんだりしています。

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るろうに剣心（公開：2012年8月25日）

写真引用：https://warnerbros.co.jp/home_entertainment/detail.php?title_id=3637

和月伸宏原作のコミック「るろうに剣心　明治剣客浪漫譚」を実写化。

阿片の密売と辻斬りによって、騒がしくなっている東京に、人切り抜刀斎こと、緋村剣心が現れて、事件を解決するまでが描かれています。全3部作の第1弾。（2020年に最終章が公開予定）。

主演の佐藤健の殺陣がカッコいいです！

撮影場所：倉敷市美観地区　中橋（倉敷市）

写真引用：https://www.city.kurashiki.okayama.jp/secure/12311/1-01.jpg

緋村剣心と相楽左之助が、腕試しをしたシーンを撮影したのが、中橋です。

倉敷美観地区は、人気の観光スポットで、明治、大正を想わせる、蔵屋敷、なまこ壁などの建物が、町並みを作る一方で、おしゃれなショップなどもあり、レトロモダンな場所となっています。

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ALWAYS　三丁目の夕日シリーズ（公開：2012年1月21日他）

写真引用：https://filmarks.com/movies/3206

戦後から高度成長期へと時代が移り変わる昭和30年代。東京の下町に暮らす人々の、懐かしくも、活気ある日常を描いた作品です。全3作品、昭和34年から東京オリンピックが開催された昭和39年までが舞台。

自動車修理を営む鈴木一家と、お向かいさんで、駄菓子屋の傍ら小説家をしている茶川竜之介を中心として描かれており、ALWAYS　三丁目の夕日は、鈴木オートに新入社員が加わり、新しい家族の一員となるまで、茶川家では、知人の子供を預かり、育てていく話です。

ALWAYS 続・三丁目の夕日は、前作から4か月後の話で、鈴木家では親戚の子供を預かることになり、茶川家では、淳之介のために芥川賞に挑戦をすることになり、それぞれの新しい変化が描かれています。

写真引用：https://filmarks.com/movies/34915

ALWAYS三丁目の夕日’６４は、さらに5年後、オリンピック開催年の人々の活気ある暮らしぶりを描いています。鈴木家では、社員六子の結婚、茶川家では、淳之介の旅立ちと新しい家族の誕生の話となっています。

写真引用：https://filmarks.com/movies/38758

撮影場所：藤戸饅頭本舗（第1作）（倉敷市）

写真引用：https://ja.wikipedia.org/wiki/藤戸饅頭

古行淳之介の母親がいる和菓子屋は、藤戸饅頭本舗で撮影されました。

歴史は古く、1860年（万延元年）に、藤戸の地に店舗を構えたそうです。こちらで販売されているお饅頭は、昔ながらの味を受け継ぎ、素朴な味は倉敷銘菓として有名です。

撮影場所：旧遷喬尋常小学校（第2作）（真庭市）

写真引用：https://www.maniwa.or.jp/web/?c=spot-2&pk=52

小学校の給食シーンは、ここで撮影されました。

明治に建立された、ルネッサンス様式の白亜の小学校は、現在は廃校となっていますが、一般公開されています。いろいろなイベントを行っており、「なつかしの学校給食」は人気です。

撮影場所：五福通り（第3作）（岡山市東区）

写真引用：http://www.city.okayama.jp/higashiku/soumu/soumu_00105.html

３丁目の商店街を撮影した五福通りは、看板建築（正面に軒を出した町家作りではなく、建物前面に壁を立ち上げ銅板やモルタルで仕上げる）の店舗が並び、令和の今でも、昭和の息吹が感じられる、ノスタルジックな場所です。

主要VOD（ビデオオンデマンド）でのALWAYS　三丁目の夕日シリーズ配信

八日目の蝉（公開：2011年4月29日）

写真引用：https://filmarks.com/movies/13980

物語は、衝動的に不倫相手の子供を誘拐してしまった女性と子供との4年に渡る逃亡生活、そして、その子供が実の親の元に戻ってからの生活を描いた2部構成になっています。

血が繋がらなくとも愛情一杯に育てた母と、実の子でありながら愛情を上手に伝えることが出来なかった母。

二人の母の間で、悩み苦しむ主人公が、大人になり、別れた母と同じ境遇になった時、自分の過去と向き合う旅をします。そして、彼女がこの旅で新に決意したこととは…。

撮影場所：新岡山港（岡山市中区）

写真引用：https://ryobi-shodoshima.jp/access/ryobi_ferry/

主人公が、フェリーで小豆島へ渡るシーンを撮影したのが、新岡山港です。

フェリーは、新岡山港から小豆島土庄港間を、1日12便運航していて、乗船時間は約70分となっています。甲板では、足湯が楽しめます。

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ゼロの焦点（公開：2009年10月22日）

写真引用：https://www.toho.co.jp/movie/lineup/zeronoshouten/

松本清張の長編推理小説を、2009年、広末涼子主演で映画化。

キャッチフレーズは、「愛する人のすべてを知っていますか？」

結婚後、間もなく、出張から戻るはずの夫が失踪？残された妻は、訳も分からず、小さな手掛かりを頼りに、夫の出張先である金沢へと向かいます。そこには、彼女が知らない夫の過去とつらい過去から逃れようとする女性たちの切なく哀しい人生がありました。

撮影場所：三石耐火煉瓦株式会社（備前市）

写真引用：https://4travel.jp/travelogue/11344537

ヒロインが訪れる、室田耐火煉瓦株式会社の工場の撮影は、三石耐火煉瓦株式会社で行われました。

三石地区は、レンガ製造の町として歴史があり、レンガ造りの建造物が街中に見られます。

毎年9月には、街中の建造物をライトアップするイベントが行われ、幻想的な雰囲気を楽しめます。

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DIVE!!（公開：2008年6月14日）

写真引用：https://eiga.com/movie/53375/photo/

直木賞作家・森絵都の小説を2008年に映像化。

まだ少年のあどけなさが残る林遣都、池松壮亮、溝端淳平らが、飛込競技でオリンピックを目指す少年たちをイキイキと演じている青春映画です。

それぞれに悩みを抱えながら、ライバルたちと切磋琢磨する少年たちの姿は、飛び込み台越しに見える、瀬戸内の海とオーバーラップして、キラキラ輝き、とても清々しい映像となっています。

撮影場所：児島マリンプール（倉敷市）

写真引用：https://co-trip.jp/article/189197/

主人公たちが飛び込みの練習をしていたのが、瀬戸内の海をバックに、絶好のロケーションに建っている児島マリンプール。

映画でも使用された要塞のような飛び込み台は、遠くからも眺めることができます。これが市民プールだなんて、驚きですよ

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釣りバカ日誌１８（公開：2007年9月8日）

写真引用：https://www.shochiku-home-enta.com/c/japanese/DB5155

「男はつらいよ」の後を継ぐ、松竹の看板映画、釣りバカ日誌（現在は、製作終了）。

鈴木建設会長就任式でのスピーチが上手くいかなかったことで、失意の旅に出たスーさんを探して、ハマちゃんは、はるばる岡山へ。お馴染みスーさん、ハマちゃんコンビが行く先で、釣りを楽しむ側ら、困っている人たちの問題をあっさりと解決。

今回は、岡山のリゾート施設問題にこの2人が関わります。

撮影場所：海蔵寺（倉敷市）

写真引用：https://tabioka.com/kaizo-ji-temple/kaizo-ji-temple-gate/

ヒロインの実家であり、スーさんが岡山で身を寄せるお寺が、海蔵寺です。

お寺からは、瀬戸内の海景を眺めることができ、のんびりとした気分になれます。歴史のあるこぢんまりとしたお寺です。

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流れ板七人（公開：1997年1月15日）

写真引用：https://www.amazon.co.jp/流れ板七人-松方弘樹/dp/B07195DYKS

流れ板とは、一か所に留まらず、全国を渡り歩く料理人のこと。

流れ板をやめて、今では、小さな港町に居を構え、小料理屋を営んでいる主人公のもとに、恩人である東京の老舗料亭の花板から、助けを請う手紙が届きます。

その依頼を断るつもりが、恩人が急死したために、結局は受けることになり、買収され掛かっている老舗料亭を救うべく、主人公が仲間と共に奮闘します。物語後半の料理対決は見ものです。

撮影場所：倉敷市下津井地区（倉敷市）

写真引用：https://www.okayama-kanko.jp/fc/location/12910

主人公が小料理屋を営んでいたのが、下津井です。

倉敷市の児島半島南端にある下津井港は、瀬戸内海航路の要衝として栄え、後ろには鷲羽山、沖合には、小さな島々がある風光明媚な場所です。

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男はつらいよシリーズ（公開：1995年12月23日他）

写真引用：https://filmarks.com/movies/38206

国民的映画、「男はつらいよ」。ストーリーは、全国を旅しながらテキヤ稼業を営むフーテンの寅さんが、行き着いた先で、マドンナに一目惚をするが、結局恋は実らず、というのがタテ軸、それに加え、寅さんを心配する、葛飾柴又の家族やご近所さんの話がヨコ軸となって、物語が構成されています。

第8作は、寅さんの妹・さくらの義母（夫・博の母親）の葬儀と柴又にある喫茶店の未亡人ママ（マドンナ：池内淳子）との恋の行方、

第32作は、博の父親の3回忌法要と岡山高梁のお寺の娘（マドンナ：竹下景子）との淡い恋物語、

写真引用：https://www.shochiku-home-enta.com/c/japanese/DB6532

第48作は、さくらの息子・満男の恋の行方と、寅さんと歌手リリー（マドンナ：浅丘ルリ子）の恋模様が、各話とも、可笑しくも、ちょっぴりほろっとする話となっています。

写真引用：https://www.shochiku-home-enta.com/c/japanese/DB6548

撮影場所：石火矢町ふるさと村（第8作）（高梁市）

写真引用：http://takahasikanko.or.jp/modules/spot/index.php?content_id=57

博の実家として撮影された備中松山にある石火矢町ふるさと村は、白壁の長屋門や土塀が続く武家屋敷の町です。

江戸時代の雰囲気が、今も感じられ、ちょっとしたタイムスリップ感が味わえるかも。

撮影場所：油屋旅館（第32作）（高梁市）

写真引用：http://matinami.o.oo7.jp/hatago/nisi-nippon/aburaya-takahasi.html

父の3回忌法要のために、博一家が宿泊したのが、備中高梁にある油屋旅館です。

創業は、江戸末期から続いており、昭和4年には、歌人与謝野晶子・鉄幹夫妻も宿泊したそうです。

撮影場所：勝山町町並み保存地（第48作）（真庭市）

写真引用：https://www.okayama-kanko.jp/spot/11347

寅さんとポンシュウが試飲して酔っぱらってしまうシーンは、勝山町並み保存地区にある、造り酒屋 辻本店で撮影されました。

昔ながらの趣のある町並みで、現在は、「のれんの町」として有名です。

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八つ墓村（公開：1977年10月29日）

写真引用：https://filmarks.com/movies/14236

横溝正史の金田一耕助シリーズを「砂の器」の監督、野村芳太郎が映像化。

渥美清が金田一耕助を演じています。作品の中でのセリフ、「祟りじゃ～、八つ墓村の祟りじゃ～」は流行語にもなりました。

話は、岡山のとある村で起きた過去の大量殺人事件と数十年後に起きた連続殺人事件が絡み合い、主人公を巻き込んで行きます。人間の欲が生んだおぞましい事件の謎を金田一耕助が解明していきます。

撮影場所：満奇洞（新見市）

写真引用：https://www.okayama-kanko.jp/spot/10993

歌人与謝野晶子夫妻がこの地を訪れて、「奇に満ちた洞」と歌に詠んだことで、もともとの地名（槙の穴）から、「満奇洞」という名称に変わりました。

映画では、気味の悪い場所の設定ですが、実際はライトアップされていたりして、鍾乳洞の幻想的な世界がみられます。

主要VOD（ビデオオンデマンド）での八つ墓村配信

トラック野郎・天下御免（公開：1976年12月25日）

写真引用：https://filmarks.com/movies/18242

菅原文太主演の「トラック野郎」シリーズ、全10作品中の第4弾。

優しくて、男気のある星桃次郎が、行く先で出会うマドンナに恋をし、最後は失恋するという毎度おなじみのストーリー展開ですが、今回は、中国、四国地方が舞台となっており、一番星・桃次郎が人助けや男同士のプライドをかけた戦いなどで、「男」を魅せる、肩の力を抜いて楽しめる娯楽作品になっています。

撮影場所：備中国分寺・五重塔（総社市）

写真引用：https://www.okayama-kanko.jp/spot/10754

劇中で、トラックが走っているバックに映っているのが、備中国分寺・五重塔。

奈良時代に聖武天皇によって全国に建てられたお寺（国分寺）の一つです。現在あるのは、江戸時代に建立されたもので、重要文化財に指定されています。

主要VOD（ビデオオンデマンド）でのトラック野郎・天下御免配信

バージンブルース（公開：1974年11月22日）

写真引用：https://filmarks.com/movies/12297

鬱憤晴らしの集団万引きが見つかり、警察から追われることになった予備校生の主人公。

一緒に逃げた友人と2人で、郷里へ逃げ帰る途中、友人の知り合いだと言う中年男が、旅に加わり、東京から岡山までの奇妙な逃亡劇となります。

故郷にも警察が来ていたため、実家に帰ることができず、男との2人旅が続きますが、やがて、その旅も終わりの時を迎えます。子供でも、大人でもない、微妙な世代。刹那的に生きた彼女が、旅の終わりに見たものは？

撮影場所：倉敷駅（倉敷市）

写真引用：https://www.city.kurashiki.okayama.jp/16193.htm

写真引用：http://www.uraken.net/rail/station/jrw/01.html

実家にも帰れず、岡山から倉敷へと流れていく主人公と道連れの男。

映画の中の倉敷駅は1974年時点の二代目駅舎。

近代化された現在の駅舎と比較するのも、時代の流れが感じられて楽しいかもしれません。

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砂の器（公開：1974年10月19日）

写真引用：https://www.shochiku-home-enta.com/c/japanese/SHBR1018

松本清張の長編推理小説を1974年に映画化。

登場人物は、ほぼ同じですが、野村芳太郎監督は、異なった視点からこの映画を描いています。

物語は、東京・蒲田操車場構内での殺人事件からはじまり、その犯人を追っていくベテランと若い刑事によって、成功を掴みかけていた青年の哀しい過去が、次第に露わにされていく、緊張感溢れる人間ドラマとなっています。また、主人公が演奏する「宿命」の音楽と過去がシンクロして、観ている人に迫るものがあります。

撮影場所：瀬戸内市長島（瀬戸内市）

写真引用：https://www.furumaru.jp/gcf/projects/detail.php?project_code=332127_03

主人公の父親のハンセン病療養先として瀬戸内市の長島が使用されました。

長島には、日本初の国立ハンセン病療養所「長島愛生園」があり、毎年多くの見学者が、敷地内の長島愛生園歴史館を訪れて、ハンセン病の歴史に触れています。

主要VOD（ビデオオンデマンド）での砂の器配信

拝啓天皇陛下様（公開：1963年4月28日）

写真引用：https://filmarks.com/movies/9316

幼くして天涯孤独になった主人公が、陸軍歩兵連隊に自分の生きる場所を見つけ、喜んでいたのも束の間、戦争が終わった為に、それもままならず、生き辛いシャバに戻ることになります。

ある時は、ルンペンのような、またある時は、羽振りの良いような様で、旧友夫妻のもとを訪れ、驚かせていましたが、人生の伴侶に出逢い、やっと幸福を掴みかけていた矢先に・・・。

可笑しくも、ホロリとする作品です。

撮影場所：岡山市西中島町　遊郭跡（岡山市中区）

写真引用：https://matome.naver.jp/odai/2142478370840323901/2142491228055221003

以前、遊郭があった西中島町界隈は、現在は、民家となっています。

映画で遊郭として撮影された家は、今もそのまま現存していて、そこだけ時が止まっているような不思議な空間になっています。

主要VOD（ビデオオンデマンド）での拝啓天皇陛下様配信

秋津温泉（公開：1962年6月15日）

写真引用：https://filmarks.com/movies/25996

終戦間近の温泉場で出会った男女の17年間にわたる愛憎劇。

結核を患って自殺しようとした男を好きになってしまった温泉宿の娘は、男と結ばれることができませんでしたが、彼が去った後も、想い続けます。

男は、その後、何度も訪れては、彼女を傷つけて、再び去っていきます。やがて、彼女が受け継いだ温泉宿が立ち行かなくなった時に、男がまた現れて。報われない愛の果てに、彼女が選んだ人生は…。

撮影場所：奥津渓（岡山市中区）

写真引用：https://www.okayama-kanko.jp/spot/11712

映画のラストシーンに使われている奥津渓は、全長約3㎞あり、紅葉の名所として知られ、一年を通して豊かな自然を楽しめる場所です。

また、奥津渓を流れる吉井川には、長い年月の浸食によってできた甌穴が見られます。

主要VOD（ビデオオンデマンド）での秋津温泉配信

まとめ

岡山県が舞台になった映画をご紹介しました。

美観地区が舞台になるのは何となくわかりますが、児島の市民プールやきびプラザなどいわゆる普通の場所でも撮影されていることにビックリ！！

U-NEXTを始めとしたVOD（ビデオオンデマンド）はパソコンやTVで簡単に映画をみることができます。

映画を見て、その場所を訪れてみてはいかがでしょうか？